2012年7月11日水曜日

幸せのパンの感想

幸せのパンのDVDを見たので感想を披露。

「幸せのパン」は映画の宣伝で流れた音楽に興味を引かれ、調べて見たら、矢野顕子と忌野清志郎の「ひとつだけ」という曲であった。

それで、本を購入して読んだ。
面白かった。

で、DVDが出たので借りて見た。

【初回生産限定】しあわせのパン [DVD]


本に忠実に作っているが、微妙に違う。

第一、なぜ、二人が、東京から北海道の月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上で パンカフェ[マーニ]を始めたかという背景は一切、映画では語られていない。

そして、小説では、りえさんは、影がある女で、水縞くんとも夫婦でないのだが、映画では、心の通った夫婦のように描かれている。

原田知世を久しぶりに見たが、昔と変わらないので安心した。
大泉洋の演技は初めてみたが、う~ん、微妙。

変わったところで、あがた森魚が出ている。
クレジットを見るまで分からなかった。
ちょっとわざとらしい演技をする俳優だと思っていたが、あがた森魚だとは?
赤色エレジーが懐かしい。(古い)

それにしても、作中で出てくるパンがどれもうまそう。
(素朴なパンなのだが)
焼きたてのパンを食べたくなる。

原作を知らなくても楽しめる作品だと思う。
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