2012年9月2日日曜日

ジョニーイングリッシュの口コミ

ミスタービーンのローワン・アトキンス主演、「ジェームス・ボンド007慰めの報酬」のパロディかとおもいきや、ストーリーは全く別。



ローワン・アトキンスがやり手の秘密諜報部員ジョニーイングリッシュという設定は同じ。

ミスター・ビーンばりのはちゃめちゃな内容を想像していたのだが、内容はかなりまじめ。
お得意の勘違いから生じる笑いはあるものの、笑いは控えめ。

どうしてだろうと思ったら、DVDの特典についている監督の解説で分かった。
ビーンばりの笑いのシーンはふんだんにあったようだが、ストーリー展開のスピードを重視してカットしたらしい。

監督はカットした理由を色々述べていたが、私には、ジョニーイングリッシュがなぜ、山で修行しているのか、どうして、仕事に復帰することになったのか全く分からなかった。

そして、ローワン・アトキンソンが、ビーンのコミカルな動きをしていない。
落ち着いた渋い感じになっている。

作品としては面白かったが、私はむしろ、カットされた方を全部見たい。
監督の説明はいらないので、カットされた場面だけの短編を作ってもらいたいものだ。

それにしても、撮るだけ撮って、後でカットとは、撮る前に分かりそうなものだが、随分、無駄なことをするものだ。

この作品で初めてビーンを見た人には、ビーンの面白さが十分伝わらないと思う。
私は、ビーンの渋い面も見れて、ローワン・アトキンスという役者が単なるコメディアンでないことがわかり良かったが。
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